高齢化の波が迫ってきている今、老人ホームの増設・整備が急ピッチで進められています。
そんな背景から、介護の仕事のスキルを身につけようと考えている人もいるのではないでしょうか?
そこでここでは、介護の仕事に興味を持つ人に向けて、現場の仕事や必要なスキルについて詳しく説明したいと思います。
特養老人ホーム、有料老人ホームなど、施設の種類によっても業務の具合は変わってきますが、基本的には、日常生活の介助サポートやレクリエーションの実施などが主な仕事になってきます。
基本的に介護は常に「人」と関わる仕事なので、接客マナーやコミュニケーションスキルを持った人が向いているでしょう。
ただ、お店でやるような一般的な接客とは全く質が違ってきます。
介護になると、お店のようにその場限りの対応ではなく、その後もずっと相手と関わっていくため、信頼関係を築くようなやりとりや小さな気遣いを心がけることが欠かせません。
高齢者の方には色々な方がいらっしゃいます。さらに年代的な価値感の違いもあり、波長を合わせるのが難しいこともあるでしょう。
そうした中で、色々な価値観を受け入れながら上手に対応していくスキルが求められるのです。
この高齢者とのコミュニケーションは、多くの人がぶつかる壁です。
もし、ここで苦戦を強いられた場合は、積極的に先輩に相談したり、また同僚の方たちの立ち振る舞いを真似してみたりすることをオススメします。
上記では、老人ホームの仕事の厳しい部分を色々と挙げましたが、その反面で大きなやりがいがあることも事実です。
そして、そのやりがいを感じられるかどうかは、自分が選んだ職先の雰囲気や向き不向きに左右されることは言うまでもありません。
いずれ介護で活躍したいのなら、予め老人ホームの種類と仕事内容をしっかりと調べておきましょう。